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コラム

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製袋加工とは?種類・料金相場・依頼の注意点を徹底解説

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製品の品質を保護し、ブランドイメージを左右するパッケージ。
製袋加工は欠かせない工程です。

昨今、環境配慮型素材への転換やコスト削減、小ロット対応など、パッケージに求められるニーズは多様化しています。

この記事では、製袋加工の基本知識から、用途に合わせた袋の種類、気になる料金相場、そして、外注時に失敗しないための注意点を網羅してご紹介いたします。

製袋加工とは

製袋加工とは、ロール状に巻かれたプラスチックフィルムや紙などの素材を、熱による溶着(ヒートシール)や接着剤を用いて袋の形に成形する工程を指します。
製品を保護し、消費者に届けるためのパッケージ作りには欠かせない技術です。

単に袋を作るだけでなく、内容物の酸化を防ぐためのバリア性を持たせたり、開封しやすいように切り込みを入れたりと、機能性を付加する重要な役割も担っています。

特に食品や医薬、化学分野では、気密性や遮光性が製品の品質維持に直結するため、非常に精密な加工精度が求められる傾向にあります。

近年では、環境負荷を低減するためにバイオマスプラスチックや再生材料を用いた製袋ニーズも高まっており、素材の特性に合わせた温度調節や圧力管理など、高度な加工ノウハウが必要とされています。

製袋加工の種類

製袋加工には、用途や内容物の形状に合わせてさまざまなバリエーションが存在します。

代表的な種類を以下に挙げます。

三方袋

袋の底と両側の三辺をシールした形状です。

気密性が非常に高く、レトルト食品、冷凍食品、医薬品などの保存性が強く求められる製品に適しています。
平らな形状のため、陳列時に場所を取らないというメリットもあります。

合掌袋

フィルムの端と端を背中で合わせ、T字型にシールする構造の袋です。

スナック菓子や個包装の菓子によく見られる形状で、筒状に加工するため大量生産に向いています。

スタンドチャック袋

底面にマチがあり、自立(スタンド)できる形状の袋です。

さらに上部に再封可能なチャックを付けることで、一度に使い切らない食品(プロテイン、乾物、ペットフードなど)の利便性を飛躍的に高めることが可能です。

ガゼット袋

袋の両サイドや底にマチ(折り込み)を入れた形状の袋です。

厚みのある製品や、コーヒー豆のように容積があるものの包装に適しています。

製袋加工の依頼の流れ

製袋加工を依頼する場合、一般的には以下のような流れで進行します。

1. お問い合わせ

まずは製袋加工を行っている企業へ問い合わせをします。

この段階で、加工したい袋の形状(三方袋、合掌袋など)や希望する納期、どの程度の枚数(ロット)を想定しているかを伝えるとスムーズです。

2. お打ち合わせ

加工会社と具体的な仕様のすり合わせを行います。

手持ちのフィルムがその加工機で対応可能か、サイズや仕様に無理がないかなど、専門的な視点から確認が行われます。

3. 原反・仕様書の支給

加工内容が決定したら、依頼側(お客様)から加工会社へ、資材となる「原反(ロール状のフィルム)」と「仕様書」を支給します。

※印刷やラミネート工程が済んだ状態のフィルムを持ち込むケースが一般的です。

4. 製造(製袋加工)

支給された原反を、加工工場の製袋機にセットし、袋状に加工します。

機械のセッティングを行い、熱シールの強度やカットの寸法を微調整しながら、仕様書通りに仕上げていきます。

5. 納品

加工が完了した製品は、検品を経て梱包されます。

シール不良や異物混入がないかチェックされた後、指定の場所へと出荷・納品されます。

製袋加工の料金相場

製袋加工のコストは、複数の要因が組み合わさって決まります。

素材費

ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)といった汎用素材は比較的安価ですが、アルミ箔を用いた高遮光素材や、特殊なバリアフィルムを使用すると単価は上昇します。

また、フィルムの厚み(ミクロン単位)も価格に影響します。

加工費とロット数

製袋加工は機械のセッティングに時間がかかるため、製造枚数が多いほど1枚あたりの単価は下がるのが一般的です。

中小企業が小ロットで依頼する場合、セットアップ料金(基本料金)が相対的に高くなる傾向があります。

オプション加工

チャックの取り付け、持ち手用の穴あけ、手で切りやすくする加工(ノッチ)、特殊な形状へのカットなどは追加料金の対象となります。

版代

印刷を行う場合、色数に応じた「版」を作成する費用が初期費用として発生します。

これは初回のみ必要となるケースが多いです。

製袋加工を依頼する際の注意点

外注先を選定する際や発注を行う際には、以下のポイントを事前に確認しておくことで、トラブルを未然に防ぐことができます。

用途と内容物の詳細を伝える

まず最も重要なのは、袋の中に「何を入れるのか」という情報を詳細に伝えることです。
次の項目を検討しましょう。

  • 内容物の性質…液体、粉末、固形物などの形状に加え、油分や水分の有無、酸性・アルカリ性の度合いなどを共有します。
  • 重量とサイズ…内容物の重さに耐えられるシールの強度が必要です。
  • 保存環境…常温保存なのか、冷凍・冷蔵が必要か、あるいは加熱殺菌(レトルトなど)を行うのかによって、選定すべきフィルムの材質が大きく異なります。

これらの情報を正確に伝えることで、配送時の破損や、内容物の成分によるフィルムの剥離(デラミネーション)といったトラブルを未然に防ぐための最適な材質提案を受けることができます。

最短納期と供給の安定性

製品の発売スケジュールを厳守することは、製造業において絶対条件です。

そのため、以下の点を確認しておく必要があります。

  • リードタイムの把握…発注から納品までにかかる標準的な期間だけでなく、繁忙期の影響も確認します。
  • 原材料の確保力…昨今の不安定な社会情勢下では、原材料不足のリスクも考慮しなければなりません。
  • 小ロット対応の可否…過剰在庫を防ぐために、必要な分だけをこまめに発注できる柔軟性があるかどうかも、コスト管理の面で重要です。

あらかじめ納期変動のリスクについて丁寧に説明してくれる会社であれば、不測の事態にも連携が取りやすく安心です。

品質管理体制の確認

万が一、シール不良による液漏れや異物混入が発生した場合、企業のブランドイメージに甚大なダメージを与えかねません。

以下のポイントで品質管理体制を確認しましょう。

  • 検品プロセスの確認…自動検査機の導入状況や、目視検査の基準など、どのような検品体制を敷いているかを確認しましょう。
  • 過去の改善実績…過去にトラブルが発生した際、どのような原因究明を行い、どう対策を講じたかの事例を聞くことで、その企業の誠実さと技術力を測ることができます。

製袋加工ならイマ村がおすすめ

自社の製品に最適なパッケージを実現したいのであれば、豊富な実績と提案力を持つ「イマ村」に相談することをお勧めします。

イマ村は、多種多様な素材と形状に対応しており、特に複雑な仕様が求められる工業用から食品用まで、幅広いニーズに応える技術力を備えています。

企画段階からのサポートに定評があり、素材選定のアドバイスからコストダウンの提案まで、担当者に寄り添った柔軟な対応が期待できます。

特に、小ロットでの試作や特殊な機能性袋の製作を検討している場合、同社のノウハウは強力な武器となるはずです。

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